新技術

長年、軌道工事に携わった経験から、電車が安全に快適に走行するための軌道の管理・メンテナンスに必要な新技術の開発・導入、そしてその技術の施工に取り組んでいます。

レール削正支援システム

コンピューター上でレール削正車による作業をシミュレートし、
最適な削正パターンを提案。

本システムは、レール断面形状測定装置によって計測されたデータを元に、最も合理的で経済的なレール削正パターン(パス毎の各砥石角度と圧力)をシミュレートします。このシステムを導入することで、削正後の仕上がり形状や削正に必要なパス数・作業時間が計画段階で予測できるとともに、車輪との接触状態を勘案した削正計画が立案できます。また、無駄な削正を無くす事ができるので、砥石の消耗が軽減できます。

なお、検討できる削正パターンは下記のとおりです。
① 頭頂部全般を一律に削正するための削正パターン
② 偏形した現場レール形状を健全な形状に整形するための削正パターン
③ 車輪接触を確認しながら局部の傷を深く削正するための削正パターン
④ 従来削正パターンで削正する場合の仕上がり形状をシミュレート

  1. 削正前のレール断面を計測します。

    削正前のレール断面を計測します。

  2. 計測データをパソコンにて解析を行います。

    計測データをパソコンにて解析を行います。

  3. 断面形状のデータをシステムにて視覚的にわかりやすく描画します。

    断面形状のデータをシステムにて視覚的にわかりやすく描画します。

  4. 現状のデータをもとに、削正後の断面を仮定、削正パターンを算出し、その結果を保存します。

    現状のデータをもとに、削正後の断面を仮定、
    削正パターンを算出し、その結果を保存します。

  5. 車輪との接触状態を確認します。

    車輪との接触状態を確認します。

  6. 削正パターンの決定します。

    削正パターンを決定します。

8頭~64頭のレール削正車に適応できます。8頭~64頭のレール削正車に
適応できます。

ノーマルユニット
レール削正車に適応した砥石角度や配列に適応できます。

スペシャルユニット

登録した車輪形状との接触状態を確認できます。
登録した車輪形状との接触状態を確認できます。

<販売元>

○近鉄軌道エンジニアリング株式会社
  〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町11番9号
                   サムティ上本町ビル5階
  TEL.06-6764-6453
  http://www.kte-net.co.jp

<製造元>

○近鉄車両エンジニアリング株式会社
  〒630-8025 奈良市尼辻北町10-1号
  TEL.0742-33-5563
  http://www.kre-net.co.jp

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